伝統工法 天竜桧の床板 蜜蝋ワックス

インナーガレージのある平屋建ての家

こちらは、I様邸の床板です。
材種は天竜桧です。
工房でワックスを塗っているところです。

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これは蜜ロウワックといって
エゴマ油と蜜ろうだけが原料の自然塗料です。
今までドイツ製の物や、
国産の桐油や荏油(えあぶら)等
いろいろ試しましたが、
塗りやすさ、強度、仕上がりなどの平均点が
一番高いように思うので
この蜜ロウワックスを使っています。

一枚一枚塗った床板を現場に運びます。

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大引きの間に断熱材(ポリエステル100%)を入れ、
その上に遮熱シート(アルミ箔)を貼り
その上に床板を床板を打ちつけていきます。

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桜などの広葉樹は硬いです。
やや冷たく(ひんやり)感じます。
(…とはいっても、無垢材なので、
 底冷えするようなことはありません(^^ゞ)

杉や桧などの針葉樹はやわらかい、
そして、あたたかく感じるという性質があります。

下の写真、左側が桧、右側が杉です。
断面をご覧いただけますでしょうか。

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特に杉は空気層をたくさん含んでいます。
断熱性も高く、やわらかく、あたたかく気持ちいいですが
その反面、やわらかい為、キズはつきやすいです。

広葉樹、針葉樹、桧、杉
どの材も、いろんな持ち味があって、僕はどれも好きです。

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