インナーガレージのある平屋建ての家
外部の仕上げは
まっしろな漆喰と
銀黒（グレーのような）のガルバニウム鋼板
屋根瓦は、淡路のいぶし瓦です。
そして、雨戸シャッターは
電動通風タイプのものです。
築40年ほどの団地の景観に溶け込むような
落ち着きのある上品なものをめざしました。
施主様、訪問者、車とともに東からの出入りとなるため、
動線を考え、曲線を描くようなアプローチに。
建て替え前の石積みもそのまま残しました。
古いものを有効に、新しくても、昔からあるような…
こちらは、インナーガレージに続くアプローチ。
玄関ポーチは
墨モルタル仕上げです。
縦に2本、横に1本の目地を引いています。
きっちりの長方形では面白みに欠けるように思ったので、
右側を少し手前に角度を出しています。
窓の格子もお造りさせていただいています
梁がそのまま外部に突き出ていますが
雨風の汚れ対策には
「ウッドロングエコ」という
木材防護保持剤を塗布してあります
深い軒…
最近のほとんどの住宅は軒が…
浅かったり、新建材だったりするのは
ちょっと残念なことだと思います。
雨風や日差しから家を守ることも、
深い軒なら有効だと思いませんか？
こぼれ話をひとつ
以前、見学会にご来場されたお客様より
「外壁、全部漆喰にするとしたら？」
というご質問を頂戴しました。
これから家づくりを始められる方のご参考に
こちらのご質問を共有していただけたらと思います。
全部外壁だと…
雨の泥はねが目立つことが考えられます
漆喰とわず、塗り物の面積が広くなれば
伸縮クラック（ひび）が入りやすくもなります。
費用の面では
ガルバニウム鋼板仕上げと比べて
約2倍ほどになります。
こちらは、インナーガレージに続くアプローチ。