ご実家のお敷地内に建てられる平屋建ての家
建前3日目 こちらもリビングの小屋梁です。
本栂の太鼓梁に刻んだところに梁を乗せます。
こんな丸太だと、丸いし、うねりもあるし、
精度の高いものを目指すと、やっぱり難儀します。
角材の梁ばかりでも家の強度的には何も問題ないのですが、
こんな本栂のでっかい丸太の梁があるだけで
家としての価値がぐ~~んと上がるように思います。
そして、大工としての挑戦であったりもします。
いい仕事をさせていただけることに感謝です!
レバーブロックで両方の梁をぎゅっと締めて…
複雑なかみ合わせをさせているので絶対に抜けません
今回の小屋梁の継手は太鼓梁の真上でめち入れ(短いホゾのようなもの)
車知栓継ぎにしました。なぜかというと小屋梁のサイズが大きいので
材自体のうねりもあり継手のラインが一本で目立たないように考えました
もちろんこの継ぎ方も大変強い継手です
「よしっ!ええな!」
車知栓を打ち込みます。