棟梁の家づくり豆知識コラム

HOME棟梁の家づくり豆知識コラム > 伝統工法と在来工法の家の地震のときの「揺れ」について

まずはお気軽にお問い合わせ下さい Tel.059-322-4688 メールでのお問い合わせ

この木、この梁、 この大黒柱。ホンモノ思考のあなたに儀賀住建の家造り

超本格的伝統木造住宅の家は… この腕から生まれる 匠の技術力紹介

代表棟梁 家づくりにかける想い

GALLERY

Case/施工事例

Voice/お施主様の声

家づくりの流れ お問い合わせから完成まで

現場から 実況中継! 只今建築中です!

なるほど! 知って得する!棟梁の家づくり 豆知識コラム

全面杉の木 五感で木の癒しを感じる 板倉の家

GIGAブログ

会社案内

有限会社 儀賀住建

三重県四日市市室山町227番地7
TEL.059-322-4688

三重県知事許可(般-18)第21590

>会社概要 >アクセス

対応エリア

四日市市・鈴鹿市・亀山市・
三重郡菰野町・いなべ市・員弁郡東員町・
桑名市・桑名郡木曽岬町・朝日町・
川越町・津市北部

伝統工法と在来工法の家の地震のときの「揺れ」について

伝統工法と在来工法ではどちらが地震の「揺れ」に強いと思いますか?


例えば震度5の地震があった場合、在来工法の家は被害はでにくいと思います。しかし、それ以上の力が加わった場合、筋交いが折れて金物の接合部分が壊れ(抜ける、緩む、外れる)、一度に耐力を失い、倒壊することが考えられます。「接合部分は弱い」と覚えておいてください。


伝統工法の場合は、その逆です。壁にひびが入ったり傾いたりすることはありますが、壊れたり、こけたりすることは考えにくいです。土俵際で強いです。貫を入れた壁や、竹小舞、荒壁も家の強度を上げています。


釘や金物を使って補強すると聞くと、頑丈そうだと思いませんか?鉄と鉄だと強いですよね。金物と木材、木材と木材とではどうでしょうか?


木材に釘を打った場合、雨、風の影響や時間の経過とともに、木もやせていきます。わかりやすく言うと、木工作業などで釘などを抜く場合、縦横に力を加えその部分を緩ませますよね。


地震の場合も同じ感覚です。木材は、性質上、湿気で膨らんだり、乾燥すれば縮んだりします。隙間があると、木材自体が隙間をうめようと膨らみます。


木と木が滑らない、締まっていくという木の性質を上手く扱った建築方法が伝統工法の家づくりとなるわけです

ページの上に戻る