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有限会社 儀賀住建

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代表棟梁の想い

「大工ってかっこええな!」

当時14歳だった少年の目に映る“男の中の男”の姿 -

通学路で毎日トントンと音を響かせ家づくりをする大工さん。
それは私がまだ中学校2年生のときでした。
高い所に登り、汗を光らせ、少しずつ形になっていく様子を
みているうちに、幼き少年はすっかりその仕事の虜になっていきました。

中学校卒業とともに

そして私は中学校卒業と同時に鈴鹿の大工さんに弟子入りすることとな
りました。弟子入りをした親方に、「お前、本当に学校に行かなくて良
かったのか?」若い僕の決断に親方はとても心配してくれました。
「本当に、高校は行っておいた方がいいぞ」

親方の勧めもあり、私は昼間は親方のもとで修業をし、夜に建築科のあ
る定時制の高校に通いました。中学時代の友人は高校生活を楽しんでい
る、そんな姿を横目にしながらも、不思議と「大変だ」とか、「辞めた
い」とか、そういった思いを抱いたことはありませんでした。

楽しく続いた修行と学校の両立。

やはり定時制の高校だったのでやんちゃな子が多く(笑)
1年の夏を越えたら残っている人数は入学当初の1/4。その中でも私は建築が好きでしたので楽しく通いました。

お昼の親方の元での修行は、怒られたことも数多くありましたが続き、8年間修行させて頂きました。

通学路で感じた大工さんのダイナミックさ。
しかし実際やってみるとイメージとは大違いで細かな作業が多いことを知りました。イメージとは違ったものの、気づいたら私はその「細かな作業」が好きになっていました(笑)

伝統工法、これでいく。

平成12年。8年の修行を終え、いよいよ独立することとなりました。
修行時代、学ばせてもらった経験から「伝統工法」これでいこうと
深く心に決めました。

理由は柱を立て、梁に乗ったときの揺れ方の違いです。
伝統工法はプレカットと比べて明らかに揺れが少ないのです。
プレカットなどを使用した家だと、高所作業が怖く、
下で押さえてもらわないと作業ができないほど揺れるのです。

作業中にこの状態で、完成してからもし大きな地震がきたら・・・
それは直感で感じたことでしたが、さらに調べていくうちにやはり震災の結果から見ても在来工法では柱が折れてしまい、伝統工法では傾く程度ですんでいたことがわかったのです。「伝統工法、一筋でいこう。」

言葉で伝えるのは難しい。だから感じて欲しい。

「伝統工法ってどんな家?」と聞かれると、ついつい職人としての血が騒ぎ、ついつい難しい説明になってしまいます(反省)
しかし、口では伝えきれない良さというものが伝統工法で建てる家にはたくさんあるのです。

ダイナミックな仕事がしたくて大工を目指し、実は細かな作業が多くて戸惑いながらも、その細かな仕事が好きになっていく。
その細かな作業ひとつひとつが、伝統工法で建てる家にはつまっているのです。

木は樹齢70年以上のものを使用するので、とても大きく、とても太い。その存在感はそこらの木には出せない存在感。これを、是非一度見て欲しい。最近の木造住宅の建前は1日かからないと言われている中、伝統工法の建前はなんと4~5日かかります。それほど、1つ1つの材料に想いを込め、大切に作業を進めていくからです。

家づくりにリハーサルはありません。すべての工程が本番なのです。

真の家づくりを。
時代遅れだと言われようとも。

その木、その工程がお施主様の住む「家」を作りあげる。
そこに想いを込めなくて、どこに込めるのでしょうか?
「値段が安い」「デザイン性がいい」それはもちろん、
施工会社を決めるひとつの条件になるかもしれません。

しかし私たち儀賀住建はあまり一般の人がこだわらない
「家づくりの真髄」を究めたいと思っています。

完成してからは見えなくなる部分かもしれません。ただ、完成してみて家に一足踏み入れれば、その違いは五感、いや六感で感じていただけることでしょう。

有限会社儀賀住建 【代表棟梁】儀賀 信貴

GIGA★SUGAO/【棟梁】儀賀の素顔

趣味:食べられる魚釣り

やりはじめたら止まらない!仕事の前、朝5時に毎日釣りに行ってた時もあるほどです(笑)

好きな場所:工房

事務所よりも何よりも木に囲まれていることが一番落ち着くんです(笑)

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