新築一戸建てに住み替えるために検討すべきこと

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1-1.新築一戸建ての情報

1-1-1.新築一戸建ての要素

マイホームはやはりいいものです。マンションの良さもありますが、何と言っても持家があると言えます。狭くても広くても家のオーナーと自慢できるのです。一戸建ての場合、普通は新築の家を買うということになりますが、費用はどれくらいかかるものなのでしょうか。まあいろいろな要素があります。簡単に大きく分けて以下の4つです。

①立地条件

②本体価格

③構造

④土地の質

 

1-1-2.新築一戸建ての立地条件

新築一戸建ての立地条件とは最寄りの駅がどこなのか、ランドマークなどの施設からどれくらいのところにあるかということです。スーパーマーケットが近くにあればわざわざ週に1回まとめ買いしなくてもいいのです。歩いていけるところにあれば自転車や車で買いに行かなくていいわけです。それからごみ焼却場や火葬場、墓場が近くにあると何だか嫌な気分になります。実際そういう物件は相場と比べて安くなっていることが多いです。もちろん、そういうところでも気にしないという人ならそういう安い物件を買うのもいいでしょう。高齢者なら病院の近くが通院しやすいです。このような立地条件は新築一戸建てを購入する場合に検討すべき重要な要素です。

 

1-1-3.新築一戸建ての本体価格

新築一戸建ての本体価格は費用などの予算を立てる上で重要です。総額でいくらなのかわかれば住宅ローンの融資額も決定します。新築一戸建ての本体価格とは、土地の値段と建物の値段です。建売りの場合は広告チラシに書かれてあるとおり総額がわかります。土地を買い、家を請負人に立ててもらう場合は、施主である土地の所有者が自分の希望する条件などを出して請負人に見積もりを出してもらうことになります。見積書が出て、予算に合わなければ、再度当事者で調整することになります。

 

1-1-4.新築一戸建ての構造

建物自体が木造とRCと言われる鉄筋コンクリート造とでは全然違います。後者の方が耐久性は強いです。それに二階建てなのか三階建てか、あるいは平屋かどうかでも地震の際に影響が変わります。木造では筋交いなど耐震性の高いものは大きな地震に耐えられます。ですから新築一戸建ての構造も重要な要素の一つです。

 

1-1-5.土地の質

土地の質も新築一戸建ての重要な要素の一つです。鬼怒川の堤防が決壊したことがあります。そのときは川の傍の家が流された映像が報道されました。そのように、川や堤防の傍だとそういうリスクがあります。もちろん、すべての堤防が脆弱なものとは言いません。ですが、そういう災害になる可能性があることに注意したほうがいいです。また、崖崩れの危険や山崩れの危険のある地域の崖の傍の土地も注意した方がいいです。平地に比べると価格が安いのは、それなりに不便や危険があると言っていいでしょう。

 

1-2.新築一戸建て購入者の資金計画

1-2-1.新築一戸建ての代金

新築一戸建ての代金はもうわかっているという前提です。新築一戸建てを買う際に準備するのは頭金でしょう。住宅ローンで代金の100%を用意できるとしても、頭金を出した方が後で返済が楽になります。ローンの借入額が多いと高齢者になるまでの長い期間返済し続けることになります。一般的にボーナス併用払いにするとしてもけっこう長いです。

 

1-2-2.新築一戸建ての資金計画

新築一戸建てを買う方のほとんどは住宅ローンを利用しています。その際の資金計画はどうすべきか考えてみましょう。融資してもらう金融機関に提示するのですから、現実味のある内容にしなければなりません。金融機関にとって大金を貸すのですから、ある程度つきあいのある人に貸したいものです。見知らぬ人に対して貸すのは不安ですから、担保を提供してもらうわけです。物的担保は購入する物件ですが、他に人的担保として連帯保証人をつけてくださいと言われるでしょう。その点、普段から定期預金などで実績がある方は融資を受けやすいです。インターネット上で返済のシミュレーションができますから、自身の資金計画が適切かどうか検討してみてください。

 

1-2-3.新築一戸建てを購入し、保有し続ける場合のお金

新築一戸建てを購入し、保有し続ける場合のお金をまとめてみましょう。土地の代金、建物の本体価格、それに加えて、その他の諸費用があります。仲介した不動産業者への報酬、測量するときの測量費、不動産を登記する際の土地家屋調査士への報酬、不動産を登記する際の登録免許税(抵当権や根抵当権なども含みます)、不動産を登記する際の司法書士への報酬、固定資産税や不動産取得税などの各種税金、売買契約書の印紙税、住宅ローンの利息、移転入居する際の引っ越し代、移転先のご近所挨拶のための粗品代などです。

 

 

2-1.新築一戸建てを買うか、賃貸でいいか

2-1-1.持家である新築一戸建てと賃貸住宅との比較

新築一戸建てを買えばいいのか、あるいは賃貸でいいのか悩むのもわかります。賃貸なら新築物件ばかりに住むことができます。お子さんがいるのなら学区が違うと友達と別れなければなりません。それに、その場合は引っ越しをしなければならないですから、それなりに大変です。それに持家と違って資産がないです。一方、持家なら新築一戸建てという新品の匂いや新しいけがれのないものといういい気分を味わえます。ペットもある程度自由に飼うことができます。

 

2-1-2.賃貸をやめて新築一戸建てを買うとき

新築一戸建てをいつ買えばいいのか悩んでおられる方もいらっしゃるでしょう。おおやけが公表する不動産価格は路線価などとして公開されています。これらの統計によりますと、地方の住宅地のほとんどは下落傾向が続いています。都心の一部では値上がりしているところもあります。たとえば東京スカイツリーなどの新名所では建築後値上がりしました。本題の新築一戸建てをいつ買えばいいのかですが、これは購入者が買い時だと判断すればそれが買い時でいいと思います。つまり、買えるときに買うものです。もちろん、いろんな人に相談して判断してもいいです。

 

 

3-1.住み替え

3-1-1.住み替えの準備

現在住んでいる家があり、その家を売却しなければ新築一戸建てを買えない場合は、友人や知人に買いたい人がいないか話しておきましょう。それから不動産業者に売れるか問い合わせることもいいでしょう。媒介契約を締結すると買い手が現れやすいです。それからお隣さんにも一声かけておくと、すんなり売買できることがありますので、話をしておきましょう。中古物件ですし、金額が大きいものですから、簡単には売却できないかもしれません。それでも準備しておきましょう。土地に入手がまだなら、自身でも探しに行きましょう。日当たりのいい場所は探すのが大変になってきています。業者に探してもらっていても、なかなか見つからないと思って探しましょう。

 

3-1-2.どのような新築一戸建てに住み替えるか

時間があればモデルルームなどに見学に行きましょう。それでどのような家にすればいいか考えておきましょう。モデルルームに見学に行くと、資料を渡されます。これには間取りなどが書かれています。これをそのまま建てるほか、自身の希望を取り入れることも可能ですから、自分なりに希望する間取りの図面を書いてみてはいかがでしょう。そしてもし依頼するのなら請負人に実現してもらいましょう。足の弱くなった家族がいるのなら床の段差を無くすのがいいですし、ペットを飼うのならそれなりに便利なものにするのです。