伝統工法 平屋建て 建前2日目 妻梁を納めます!

ご実家のお敷地内に建てられる平屋建ての家

建前2日目続きです。

妻梁を納めます。
大黒柱の仕口に入れてから納めるので、
引きずって桁梁に傷がつかないよう、肩に乗せながらです。
o0800060012250885415 

o0800060012250885415 

大黒柱に入ったので、柱のホゾにも納めます。

o0800060012250885415 

養生の紙を挟んでないか、きっちり付いているか確認。

この日は、建前の見学にお客様も足を運んでくださいました。

o0800060012250885415

「今まで、構造見学会や、完成見学会、家づくり勉強会には行ったことあるけど、
建前を見るの初めてです!」と。嬉しいです!
大工だからこそ言えること、見ていただきたいのは、構造です。

午後、建物東側の、まぐさを納めます。
まぐさと柱を、ぐっっと持ち上げながら…

o0800060012250885415 

紅白の柱には、太鼓梁、まぐさ、梁いろんな仕口があります。

o0800060012250885415 

以前、
「こんなに柱に穴を空けてもあっても大丈夫なんですか?」
という質問をいただきました。

「はい、大丈夫です!」
これが1,000年以上継承されてきた伝統工法の構造です。
精密な墨付けと精密な刻みで、隙間なくキツキツに仕上げています。
また、柱などの構造材も、天然乾燥材を使っています。
棟梁がが目利きした材料で、棟梁が墨付けをするからこそ言えることでしょうか。
「大丈夫です!」
 

 今、僕が乗っている窓台は、
こちらの家で2番目に大きなまぐさです。

o0800060012250885415 

o0800060012250885415 

o0800060012250885415

こちらの梁にも車知栓を打ち込みます。

o0800060012250885415

「六」の通りにも柱を立て、貫を入れていきます。
向こう側まで透けてみえないほど、柱、貫、梁でいっぱいです。

コメントを残す

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>