ご実家のお敷地内に建てられる平屋建ての家
建前3日目続きます。
小屋梁を納めます。
リビングにあたるこちらの梁は、ちょっと違った刻み方、納め方になります。
ただ載せるだけではないんです。
クレーンに微妙なところでストップをかけ、丁寧に下ろします。
リビングから上を見上げたときに、「傷が…」なんてことにならないように。
無理矢理なんてことは絶対にしません。
「ちょっと…」というときは、もう一度クレーンで上げて仕切り直します。
どんなときも、焦らず丁寧に。
早く、安くの今の風潮ではできない手仕事、本当の家づくりです。
柱のホゾに差して…
上から落とせば納まるものでもなく、
横から、上から、また横からと、
まっすぐ入っていってるか、納まり具合を見ながら…
「建前は大工4人と、クレーン屋さん1人で行います」
というと、ちょっとびっくりされることもあるんです(笑)。
しかし、ひとつずつ部材をきちんと納めていくには、
多すぎると手が余る。少ないと確認が怠る。
必ず、棟梁が手を加え、納まりを見る、となると、
大工の数は4人から6人がベストだと思ってます。
そして、建前の大工は、
僕の手仕事、思いを理解してくださってる方ばかりの最強チームです。